天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-05-27から1日間の記事一覧

清洲城

いしぶみの拓本の後つややけく青葉にかげる清洲古城趾 天守閣仰ぎて朱き橋わたる朝を目覚めし白き睡蓮 燃え落つる城想へるや庭にたち憂ひ顔なる濃姫の像 信長といへば「敦盛」扇もち片足あぐるこの展示室 鼓打つ濃姫の顔青ざめて父の決意を「敦盛」に知る 敦…