天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-06-12から1日間の記事一覧

開成あぢさゐ祭

まばらなる早苗気にして植ゑ足せり 鄙びたる唄や踊りや額の花 酔芙蓉明神ヶ岳まなかひに 立ち並ぶ幟と見えし葵かな 鄙唄に顔のあからむ葵かな 山出づるハングライダー雲の峰 媼らのうたふ鄙唄気恥づかし赤き蹴出しの主婦ら踊れる 白足袋に赤き鼻緒の雪駄はく…