天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-07-09から1日間の記事一覧

茅ヶ崎

女(をみな)らの茶室静まる半夏生 応援の声背に受けて球児らは梅雨の晴れ間のグランドに散る 打ち上げし白球待てる左翼手の足元まぶし緑の芝生 球児らの声を背に聞く似顔絵の国木田独歩追憶の碑は 竿かまへ波打ち際にあゆみよるサザンビーチの老いたる釣り…