天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-08-23から1日間の記事一覧

今年の短歌研究新人賞

今年の受賞作は、ドラマの脚本のような構成であった。複数の登場者が五七五七七、の各句を述べるような地の語りに、一行の短歌が入るという構造の繰り返しである。初めの数行ほどをあげる。 麦と砲弾 奥田亡羊 兵士1 ニンゲンは 兵士2 犬に食われてしまう…