『紀貫之』を読み終えた。専門歌人としての一生を概観したことになるが、享年七六歳であった。その時々の大臣に任官や昇進を懇請する記事は残っているものの、その任にあっての仕事ぶりなり、解決した問題なりは一切伝わっていない。例えば、六十歳で土佐守…
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