天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-09-16から1日間の記事一覧

台場

『紀貫之』を読み終えた。専門歌人としての一生を概観したことになるが、享年七六歳であった。その時々の大臣に任官や昇進を懇請する記事は残っているものの、その任にあっての仕事ぶりなり、解決した問題なりは一切伝わっていない。例えば、六十歳で土佐守…