天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-10-21から1日間の記事一覧

もてなしの心

先の幻影まではいかないが、擬人法の例もある。 雲雀より空にやすらふ峠哉 やすらっているのはもちろん作者・芭蕉なのだが、峠がやすらっているように詠んでいる。 蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 蕎麦の実はまだとれないが、花が咲いている山路に旅人は心…