天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-10-24から1日間の記事一覧

きりぎりすが炬燵に?

俳句作りの要諦として、ぎりぎりまで省略して後は読者の読みを信頼すべし、ということが言われる。芭蕉の「かな」句について例をみてみよう。 きりぎりすわすれ音(ね)になくこたつ哉(かな) 何の木の花とはしらず匂(にほひ)哉 梅こひて卯花(うのはな)拝むなみ…