「短歌研究」十一月号に目を通したのだが、なんだか理解できない歌に出会った。例えば、小池光は新作の諧謔歌として、二首出しているが、その片方。 あけび蔓編みたる籠に投げ入れし赤玉ひとつ口より吐きて 口に含んでいた赤玉を吐き出して、あけび蔓で編ん…
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