天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-10-31から1日間の記事一覧

菊の花

「古志」十一月号、長谷川櫂主宰の白桃という十五句の内に、次のような作品がある。 桐一葉又一葉又一葉哉 これは、阿波野青畝の 山又山山桜又山桜 と同じ作法、というか応用である。よく解釈できない作品に、 露の上に露を結べるごとくなり がある。何がー…