天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-12-13から1日間の記事一覧

言葉の斡旋

勢いにのって飴山実最期の第五句集「花浴び」を読み終えた。うまいなあ、いいなあと感じた句の一部をあげる。 A 火の山の懐ふかき初湯かな B 水の香をしるべにしたりあやめ宿 C かなかなのどこかで地獄草紙かな D 火の雫こぼす松ある野焼かな E この山…