天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-12-20から1日間の記事一覧

句帳と作品

飯島晴子の残された句帳の内容と作品の関係を論ずる興味深い新連載(小川軽舟)が、「俳句研究」新年号で始まった。飯島晴子は吟行して俳句を作る習性の俳人であったが、句帳には印象なり見たものについての言葉の断片が散らばっているだけで、俳句の形をな…