天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-01-18から1日間の記事一覧

現代の定家(2)

新古今集に採られ、教科書にも出ている有名な藤原定家の歌を、塚本がどのように評価しているか、部分的ながら紹介しておこう。教科書などでは決して取り上げない独自の鑑賞である。 駒とめて袖うちはらふかげもなしさののわたりの雪の夕ぐれ *要するに一種…