一一九三年の「六百番歌合」で、藤原良経の左方の歌に右方人の六条家がいちゃもんをつけたのに対して判者の藤原俊成が「源氏見ざる歌よみは遺恨の事なり」と切り捨てたのは有名だが、この時の源氏とは、詳しくは「花宴」の巻を指す。塚本は、『源氏五十四帖…
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