天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-02-10から1日間の記事一覧

現代の定家(9)

弱った! 理解の手がかりが得られない。『青き菊の主題』のことである。各章のはじめに瞬篇小説があり、その後に短歌一連が載っている構成で、七章からなる。平安の昔から『伊勢物語』のような歌物語はあるが、それとは全く趣が違う。 瞬篇小説の内容と歌の…