天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-02-22から1日間の記事一覧

幻視の女王

「もともと短歌といふ定型短詩に、幻を見る以外の何の使命があらう」というマニフェストを掲げて現代短歌に革命をもたらした歌人が塚本邦雄であったが、葛原妙子の歌を鑑賞して秀歌を見出し、「幻視の女王」と賞賛したのも彼であった。両者とも短歌で幻を見…