天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-02-24から1日間の記事一覧

雛飾り

柱あり冬日あまねき廊下あり 水仙の間と蝋梅の間とありぬ 雪の香の蝋梅の香のゆきわたり 逢ひ訣れ逢ひ訣れ雛飾りけり 雛の間に母のごとくに手を合はすこれらの句は「藍生」三月号・黒田主宰の「雛飾りけり」十五句から抜いたもの。言葉のリフレーンが頻出す…