天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-02-28から1日間の記事一覧

老いて華やぐ

角川「短歌」三月号に、前 登志夫の「月代(さかやき)」という一連がのっており、なかなかよい。柔らかい韻律ながらしなやかで力強さを感じる。老歌人だが、作品に華やぎがある。気に入った歌をあげる。 A 咳きこめば狐鳴くかときみ言へり雪にこぼるる星座の…