天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-03-24から1日間の記事一覧

リアリティ(続)

昨日取り上げた「短歌研究」四月号の特集について疑問を呈しておく。「事実であるがリアリティがない」という言葉に矛盾を感じる、違和感があるのである。事実を詠んでいるならリアリティそのものではないか。昨日の例では、子規の「瓶にさす藤の花ぶさみじ…