天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-03-29から1日間の記事一覧

春雷と桜

明け方に気持のよいほど大きな春雷が鳴った。昼間は花冷えになった。靖国神社は花の下の春まつり、皇居外堀周辺は桜満開。大変な数の花見客であった。 暁の春雷に夢破れけり 高層の眠りを破る春の雷 朝光の清しき桜並木かな 花弁に朝日の影のありにけり 銅像…