天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-05-12から1日間の記事一覧

老境の歌(3)

高松秀明『旅立ちて、今』(ながらみ書房)を読み終えた。今回は、惹かれるのだが、よく理解できない歌をあげる。 独り夜は始祖鳥と飲む黒麦酒 身を清むるといふにあらねど *「始祖鳥と飲む」が分らない原因である。始祖鳥は世界で七例 しか発見されていな…