天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-05-26から1日間の記事一覧

量の威力

「短歌研究」六月号を拾い読みしていたら、量の面から偉い仕事をしている人がいることを知った。久保田淳著『藤原定家全歌集』上巻・下巻は、定家の『拾遺愚草』の「正編」「外編」「補遺編」に加えて、発見された歌を補い、合計四六0八首の全てに訳注を加…