天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-05-31から1日間の記事一覧

挨拶句

「古志」六月号の長谷川主宰の句から。 雪国の花もよきころ山葵漬 *雪国、花と書かれると、雪と桜花とが同時にイメージされる。なんとも静かで豪華。だが、作者はその現場にはいない。どこにいるのか? 家にいてあの雪国で作られた山葵漬を食べているのだ。…