天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-07-13から1日間の記事一覧

御詠歌(2)

御詠歌は巡礼歌とも呼ばれ、札所ごとに歌がある。三十一音の和歌の形式をとる。最も古い記録は、小瀬甫庵の『太閤記』であり、寛永二年(一六二五)という。巡礼歌の全体を記録したものに、延宝四年(一六七六)頃の『淋敷座之慰』がある。「西国巡礼哥」「…