天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-07-24から1日間の記事一覧

『昭和短歌の精神史』(1)

三枝の『昭和短歌の精神史』を読んでいる。この本は、日中戦争突入から第二次大戦後までのそれぞれの局面における歌人達の作品と言動について、多くの資料と調査をもとに書いている。民主主義になって六十年を経たからこそこうした冷静沈着な評論が書けるこ…