天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-07-25から1日間の記事一覧

『昭和短歌の精神史』(2)

近藤芳美が今年六月二十一日に亡くなった。 三枝は『昭和短歌の精神史』で「戦時下の青春」という一章をさいて、近藤芳美、とし子夫妻の相聞歌とその背景を紹介している。近藤自身の自伝『青春の碑』や近藤へのインタビューによっているので、説得力がある。…