天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-07-28から1日間の記事一覧

『昭和短歌の精神史』(4)

学徒出陣である。学徒の歌がいくつか紹介されているが、吉野昌夫と武川忠一に焦点が当てられている。出陣式で、学生達は死ぬ覚悟を固めた。心ある師は、生きて帰れと激励した。また、早稲田大学短歌会の成り立ちもよくわかる。三枝の文章の書き方は、特定の…