天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-08-04から1日間の記事一覧

短詩型の自立性

「俳壇」八月号で詩人・思想家の吉本隆明が「詩歌のゆくえ」という題で語っているが、俳句に関する彼の考え方が参考になる。以下に要約しておく。 *芭蕉と蕪村とでは、比較しようがない。蕪村は絵描きであり、 俳諧は余技であった。 *俳句では、主観性の言…