小島ゆかりの歌集『憂春』を読んでいる。まだ半ばであるが、目立つ手法を二、三あげよう。 1.上句から下句への展開、あるいはコラージュ こんりんざい人の心はわからぬをはるかに白し山ほふしの花 *この「を」は、間投助詞で詠嘆を表す。言いさしになって…
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