天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-09-10から1日間の記事一覧

短歌人・東京歌会

昼前に上野に出かけたが、不忍池を巡ると残暑の日射しに気が遠くなるほどであった。 パン屑を撒きて手招く水の秋 パン屑に亀もよりくる水の秋 パン屑に大いなる口水の秋 ザリガニが水面に跳ぬる残暑かな くるま座に擂鉢山の蝉しぐれ 青みどろ上野の池をさは…