天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-09-28から1日間の記事一覧

巨福呂坂

どうにも信じられない。中世の軍記物『太平記』の「鎌倉合戦の事」に書かれている切通しのことである。新田義貞の軍勢が鎌倉に攻め入る場面に、 「・・・東(とう)八箇国の武士ども、従ひ付く事雲霞の如し。・・・六十万七千騎とぞしるせる。ここにてこの勢を…