天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-09-29から1日間の記事一覧

ずらし・ねじれ

短歌における上句から下句への接続状態について考える。 和歌の時代から、上句で情景を下句で心情を述べる技法があり、連歌、連句は、上句と下句をそれぞれ別の人が詠んで歌仙を楽しむという文芸である。先週のブログから例をとろう。 先ず、連歌の例。 新治…