天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-10-31から1日間の記事一覧

前衛短歌と高瀬一誌

「短歌人」十一月号で、高瀬一誌作品研究を特集している。実は、高瀬調と呼ばれる構文は、前衛短歌に刺激されて生れたのではないかと、以前から疑問に思っていた。この辺の事情はこの特集では全く触れられていないので、歌集の年代について塚本邦雄と比べて…