天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-10から1日間の記事一覧

相対運動的詠み方

暇にまかせて電車の中で『短歌研究』十一月号の「作品季評」を読んでいたら、大変ためになることが書いてあった。吉川宏志歌集『曳舟』の歌に関する小池光の分析が、久しぶりにエキサイティングだったのである。 ほのじろく塩こびりつく大岩は日暮れの海にし…