天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-13から1日間の記事一覧

鑑賞の手掛りー詞遊びー

和歌・短歌を鑑賞する際の手掛りとして今まで触れなかった事項に、「詞遊び」の技法がある。 『和歌の本質と表現』(勉誠社)で、歌人の紀野恵が書いている。以下要約。1.聴覚型(音楽的な詞遊び) 耳で聴いて理解できること。 a.掛詞 同じ音の詞が異な…