天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-17から1日間の記事一覧

うまいなあ!

「俳句研究」十二月号に、長谷川櫂の五十二句が載っている。うまいなあ、と感じる句を挙げて、どこがうまいかを簡単にコメントしておく。 初春や生きて伊勢えび桶の中 *「生きて」がなかなか出てこない。 万緑を押し開きゆく大河あり *万緑を押し開くとは…