天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-28から1日間の記事一覧

土屋文明の「道」3

延々と続く。 禍の水の中にて放水路成るをたのみ給ひしこともむなしき 加藤君は絵をかきやめて大磯より道を教ふとともに来給ひぬ 新はりの道に並びて落ち来る春の水あらし鳴りつつぞ来る 春日てる荒野の道をのぼり来て猪名の湖しづもりにけり 二居(ふたゐ)よ…