天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-29から1日間の記事一覧

土屋文明の「道」4

今日は、『青南集』から始めて『続青南集』の途中までの「道」を含む歌をあげる。 道の上に折りて手向のしで桜俳句学ばざりしことも思ひつつ 赤門前今成りし道のすぐなればなべては清く幼なかりにき 足わななき或は饑(う)ゑし幾度かこの道こひてよりにしもの…