天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-11-30から1日間の記事一覧

土屋文明の「道」5

今回で終わりになる。文明が一生のうちに詠んだ歌とはいえ、なんとも多くの「道」が出てくる。そしてなかなか佳い作品も。 さだかならぬ屋上の山を見さけつつただ従ひき石見の海の道 女亀山さして谷の道深く見ゆ君が山の杣木めぐりて出づといふ 山中越え新に…