天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-12-26から1日間の記事一覧

「短歌研究」新年号から(2)

作品連載第五回というシリーズの内の尾崎まゆみの場合を見てみよう。加藤治郎の場合に比べるとはるかに判りよい。古典への本家帰りといった趣がある。六百番歌合から藤原良経の次の歌のひとつひとつの文字を順番に頭に持つ(頭韻にして)三十首の歌を作って…