天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-01-11から1日間の記事一覧

写生技法の功罪

正岡子規に始まって、高浜虚子、斎藤茂吉などが俳句や短歌における写生技法を盛んに称揚したが、後に水原秋桜子や荻原井泉水など反発する勢力も現れた。たまたま本棚から「国文学」平成八年二月臨時増刊号の「俳句の謎」という特集をめくっていたら、坪内稔…