天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-01-19から1日間の記事一覧

大伴家持(4)

中西 進編『大伴家持』の中から、岡井隆による越中時代(二十九歳〜三十四歳)の秀歌鑑賞につき、部分的に要約しておく。 ま幸くと言ひてしものを白雲に立ちたなびくと聞けば悲しも *家持が越中に赴任したのは、二十八歳の時。家持は、形式の 整序について…