天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-02-17から1日間の記事一覧

湯河原と文人

湯河原は古代から温泉地として知られていた。万葉集巻十四に次の一首がある。 足柄の土肥の河内に出づる湯のよにもたよらに ころが言はなく 日露戦争の傷痍軍人を保養する場所としても提供された。養生園といい、万葉公園の一隅にあった。明治以降に訪れた文…