天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-03-03から1日間の記事一覧

國のちから

三月になった。靖国神社拝殿社頭の遺書掲示を見に行った。配布用のビラには、はじめに明治天皇の次の御製が載っている。 年へなば 國のちからと なりぬべき 人をおほくも 失ひにけり 遺書の主は、戦艦大和と共に九州坊ノ岬南方沖に沈んだ海軍工作兵曹長。享…