天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-03-24から1日間の記事一覧

『緑色研究』の馬

塚本邦雄には、例の名歌「馬を洗はば馬の魂冴ゆるまで・・・・」をはじめとして馬の歌が大変多い。試みに『緑色研究』を開いて見れば、全340首の内に、次のような歌が見つかる。 断食の睡眠ただよふばかりなるわれ越えて緋のコザック騎兵 われらからだの…