天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-03-30から1日間の記事一覧

上句と下句の衝突

「短歌研究」四月号の特集であるが、これは古典的な課題。俳句でも二物衝突という方法論が古くからある。モンタージュ、コラージュとも言う。 奈良七重七堂伽藍八重桜 芭蕉 花の香や嵯峨の燈火きゆる時 蕪村 短歌における上句と下句の句切は、常に三句目にあ…