天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-04-13から1日間の記事一覧

山吹の花(続)

調べてみたら、万葉集に山吹の花の短歌は十六首ある。長歌は一首。以下に短歌を。 山振の立ちよそ儀ひたる山清水酌みに行かめど道の知らなく かはづ蝦鳴くかんなみがは甘奈備川に影見えて今か咲くらむ 山吹の花 山吹の咲きたる野辺のつぼすみれこの春の雨に…