天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-04-27から1日間の記事一覧

漢字を詠み込む(続)

高野公彦の『甘雨』を読み終えたが、前回の続きで歌集の終りまでで、魅力的な漢字を入れた歌を以下にあげておく。 闘ひを踊りに変へし花四天(はなよてん)華やかにして さみしき日本 *花四天とは、歌舞伎で、時代物や所作事のはなやかな 場面に登場する捕…