天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-05-19から1日間の記事一覧

虚構

俳句や短歌は生活実感を詠うもの。現場に立ち現物を見て詠むべきもの。といった教えが根付いている。したがって虚構をいまだに問題視する傾向がある。正岡子規や高浜虚子以降の写生論の影響である。 ところが、俳句の季語では、実生活ではもはや体験しがたい…