天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-06-02から1日間の記事一覧

短歌における〈私〉2

角川「短歌」6月号の特集「〈私〉という主題の詠い方」の中で、坂井修一が明治以降、西洋の自由平等や個人主義の影響を受けて、特に〈私〉の主体性を強く求めるようになり、短歌では与謝野晶子をその旗手としてあげている。それでは、古典和歌では、作品に…