長谷川櫂著『「奥の細道」をよむ』は、実に血沸き肉踊る内容である。芭蕉開眼の句「古池や蛙とびこむ水の音」の論理で首尾一貫している。そして、先人の研究をいくつも踏まえた上での展開であることも感じられる。長谷川は参考にした先人の業績一覧をあげて…
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